就業規則作成・改訂
就業規則は、労働条件や職場で守るべきルールを定めたものであり、会社と社員双方が遵守すべき、云わば労使間の約束です。
労働条件の理解の食い違い・職場で守るべき規律が守られないなど、労使間の間で起こるトラブルは枚挙に暇がありません。
例えば、
・遅刻や欠勤の多い社員をなんとかしたい
・アルバイトが退職金を要求してきた
・社員と連絡が取れなくなってしまった
・職場でセクハラが発生してしまった
・社員の髪型や服装が目に余る
こういったトラブルを未然に防ぐ役割を果たすのが就業規則です。
就業規則本則以外に、必要に応じて別規程を定めることが出来ます。
すべての規程を、就業規則の本則に記載しても良いのですが、別にした方が分かりやすくなるため、別規定を定められます。
主な別規定
・賃金規定
・退職金規定
・パートタイム就業規則
・育児・介護休業規定など
就業規則の作成は、労働法規に遵守すると同時に、その事業場・事業内容・従業員に合うものでなければなりません。
市販されている就業規則のサンプル・インターネットでダウンロードできるサンプル就業規則はその会社に適したものにはなりません。
御社の事業内容・状況に合った就業規則を一緒に作り上げていきましょう。
就業規則を作成・改訂するメリット
☆会社を守る
会社と社員のトラブル、
・遅刻や欠勤の多い社員をなんとかしたい
・アルバイトが退職金を要求してきた
・社員と連絡が取れなくなってしまった
・職場でセクハラが発生してしまった
・社員の髪型や服装が目に余る
こういったトラブルを未然に防ぐ役割を果たすのが就業規則です。
そして、もし社員が問題行動を起こして懲戒処分を行う場合には、就業規則の根拠が必要があります。
懲戒規定のない懲戒処分は、懲戒権の濫用となり無効となり、さらなるトラブルに発展する危険性もあります。
会社経営・事業運営を円滑に進めるための就業規則です。
☆会社のルール明確化
・「会社の労働時間・休日はどうなっているのだろう?」
・「こういう格好・髪型で働いていいのかな?」
・「会社の福利厚生はどうなっているのかな?」
・「有給って何日前に申請すればいいのだろう?」
・「結婚休暇ってどのくらい取れるのだろう?」
社員の会社で働く上で生じる様々な疑問を解決するのが就業規則です。
働く会社のルールがよくわからない状態では、安心して働くことはできません。
社員が働きやすい職場を維持する為の就業規則です。
☆時代・時流の変化の対応
人事労務管理で今最も問題となっているのは、会社・社員の「ソーシャルメディアトラブル」です。
ソーシャルメディアの発達により、一人ひとりが簡単に不特定多数の人に情報発信が出来るようなりました。
「ソーシャルメディアトラブル」の本質は従業員の「誠実義務違反」「秘密保持義務違反」ですが、御社の就業規則では、「ソーシャルメディアトラブル」に対応できる規定はありますか?
「ソーシャルメディアの発達」も時代の変化ですが、誰もが携帯電話を持てる時代になり、誰もがインターネットを使う時代になりました。
就業規則をそのままにしておくことは、時代・時流の変化によって生まれる新たな人事労務管理上のトラブルに対応できないことを意味します。
時代・時流の変化、頻繁に行われる労働法改正によって生じる新たな人事労務管理のトラブルやルールに対応する為の就業規則です。